TOMOTOTOの第一回目登山として、2022年10月30日(紅葉時期)に大台ヶ原へ登ってきました!大台ヶ原は、奈良県にある百名山の一つです。
この記事の目次
大台ヶ原のご紹介
大台ヶ原は、近畿地方有数の山岳地帯で、日出ヶ岳(1,695m)を山頂として、標高1,400m〜1,600mのゆるやかな台地です。
大台ヶ原は、貴重な動物達の生育・生息地とも言われており、シラビソ林、トウヒ林、ブナ、ウラジロモミなどの植物、山地性の生き物(ツキノワグマ、ニホンジカ、テン、ノウサギなど)が生息しています。また、吉野熊野国立公園の特別保護地区、国指定大台系鳥獣保護区の特別保護地区に指定されています。
大台ヶ原の登山コースは、大きく分けて、東大台コースと西大台コースの2つに分けられます。東大台コースは、無料で入山ができます。
東大台コースにはトイレがないため、事前にビジターセンターでトイレを済ませるのがおすすめです。西大台コースは、入山される際は事前に手続きが必要になります。下記URLよりご確認ください。 https://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/west_odai/enter.html
大台ヶ原東大台コース
大台ヶ原東大台コースタイム:約3時間45分
10:45 ビジターセンター駐車場発
11:20 日出が岳
12:15 正木ヶ原
12:25 尾鷲辻
12:35 神武天皇像 牛石井
12:40 牛石ヶ原⇄大蛇嵓分岐点
12:50 大蛇嵓(だいじゃぐら)
13:05 牛石ヶ原⇄大蛇嵓分岐点
13:45 シオカラ谷吊り橋
14:15 山の家
14:30 ビジターセンター駐車場着
大台ヶ原の駐車場とアクセス方法!
今回は、名古屋駅から大台ヶ原までレンタカーを借りて車で行きました。名古屋西IC→東名阪自動車道→名阪国道針IC→大台ヶ原ドライブウェイのルートで、朝6:30分出発して、10:30分頃に到着しました。(約4時間)料金は東名阪自動車道で1730円だったので、高速代は往復3500円程度でおさまります。
Googleマップ
大台ヶ原ビジターセンター
大台ヶ原ビジターセンターで山の情報を収集します。
こちらで大台ヶ原地図をゲット。↑こちらが表になります。1枚100円で購入できます。
↑こちらは裏になります。
・大台ヶ原ビジターセンター前駐車場
大台ヶ原駐車場は無料で利用可能。200台ほど駐車可能です。24時間の利用が可能で、夜は星空がきれいなので車中泊をされるお客様もいらっしゃいます。10月末に行った時は紅葉の季節など、人気で混雑しておりました。駐車場が満車状態でドライブウェイ上に車を駐車して、そこから歩いている方もたくさんいたので時期、時間帯には注意しましょう。
大台ヶ原 東大台コース入山
AM10:45 大台ヶ原の東大台コースを出発。
大台ヶ原東大台コースに入山する際には、クマの出没に注意しましょう。
登山道は、舗装されており歩きやすかったです。紅葉が綺麗でカメラを持っている登山客の方も多くいました。
10月末に登ったため、紅葉が始まる時期で綺麗でした。
最初の登山道は、ハイキングのように平坦な道が歩きやすかったです。
展望デッキ
展望デッキは、太平洋の景色が一望でき、天気がよく空気も透き通ってました。
日出ヶ岳山頂までは、もう少しです。日出ヶ岳山頂までは、階段が続いています。
大台ヶ原の山頂「日出ヶ岳」
AM11:20 日出ヶ岳山頂に到着しました。今回が第一回TOMOTOTOだったので、旗も作成して皆んなで写真を一枚。
大台ヶ原は、日本でも雨が降る量が最も多い山です。降水量は、大阪市や奈良市の降水量の3倍以上もあるそうです。
大台ヶ原山頂のデッキに登れば、西を見ると他の山も一望ができるようになっています。
東を見れば、天気がよく快晴であれば富士山も見れる眺めになっています。
日出ヶ岳山頂で景色を眺め、写真を撮って休憩をしてから正木ヶ原へ向かいました。階段を降りて行きます。人が多かったので、ゆっくり前の方を待ちながら進みました。
家族での子供連れもたくさんいました。紅葉が満開だと紅葉のトンネルができる通りを抜けます。
正木ヶ原(まさきがはら)
正木ヶ原は、1959年の伊勢湾台風が大台ヶ原を直撃して多くの木が倒されました。それ以降、地面に日が直接当たるようになってしまい、ササが大繁殖しました。ササを主食にしている鹿が増えてしまい、木の皮まで食べ尽くし、森が失われてしまい今のような地形になったのだそうです。
AM12:15 正木ヶ原には休憩用のベンチもあるので、ここで昼食をとっている方々が多くいました。
正木ヶ原は、立ち枯れしたトウヒの風景が幻想的で下りの階段が続いていきます。
正木ヶ原の登山道で写真をパシャリ。
綺麗な正木ヶ原が続きます。
登山道には、現在地を確認できる標識があるので、今の現在地を確認しておきましょう。
正木ヶ原を進み、尾鷲辻から牛石ヶ原を通ります。
草、木などの道が続くとクマ出没に注意のため、上記のような鐘が所々に置いてあります。鐘を鳴らして、クマに遭遇しないように人の存在を知らせましょう。
尾鷲辻(おわせつじ)
尾鷲辻になります。ここでは休憩ポイントがあるので、急な雨、休憩にも使えるようになっています。
道は舗装されていて、歩きやすかったです。
パシャリ。
神武天皇像
AM12:50 大蛇嵓を目指す途中、神武天皇像が見れます。神武天皇は日本の初代天皇。ここで見られたのは、とても光栄でした。八咫烏もいました。
神武天皇像の前は、休憩できる場所があり子供連れや登山客はここでレジャーシートを引いて休憩しながら昼食を取っている方も多くいました。
大蛇嵓にいく分岐になります。ここでも休憩をしている方がいました。
AM12:40 大蛇嵓へもう少し。岩が多い登山道になります。
大蛇嵓が見えてきました。大台ヶ原の中でも人気スポットであるため写真を撮る方々で列ができていました。
大台ヶ原の人気スポット「大蛇嵓(だいじゃぐら)」
PM12:50 僕らも並んで写真をパシャリ。大台ヶ原の人気スポット、大蛇嵓(だいじゃぐら)。800mの断崖絶壁で自然の展望台でスリルが満点でした。柵などはあるが、先端までいくと足下がすくむ程のスリルがあります。一緒に登った方の中にも怖くて立てない方もいました。
シオカラ谷方面への登山道中。シオカラ吊り橋しまで長い下りが続きます。
シオカラ吊り橋し
PM13:45 シオカラ谷吊り橋し
シオカラ吊り橋を流れる川はとても綺麗でした。
あとは、大台ヶ原ビジターセンター駐車場まで向かいます。
最後の方は、登りが急な箇所がいくつかあり、足にくることがあるので休憩しながら進みました。
階段やアップダウンがあった登山道を抜け、緩やかな道になりました。
大台ヶ原駐車場までもう少しです。
大台ヶ原ビジターセンター前駐車場到着
PM14:30 大台ヶ原駐車場に到着しました。
大台ヶ原駐車場付近の食堂で昼食
遅めの昼食を大台ヶ原駐車場の食堂で食べました。到着した時間帯が、PM14:30だったのでオーダーをした後にお店を閉めていたので、15時営業終了だと思います。
メニューも豊富で、10月末だったので少しひんやりしてたので暖かい猪肉カレーを頂きました。
猪肉カレー。値段900円。斬新な盛り付けでしたが美味しく頂きました。ごちそうさまでした。
まとめ
東大台コースは登山道がしっかり整備されており、登山初心者でも登りやすいと感じました。コースタイムは、3時間45分。景色もよく見どころも多く休憩しながらだったのでゆっくり登る事ができました。雨が多い山とも聞いていましたが、天気に恵まれ、絶好の登山日和でした。
【参考・引用文献】
・全制覇百名山
https://www.momonayama.net/hundred_mt_list_data/list.html
・吉野熊野国立公園 大台ヶ原
https://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm
・谷頭侵食とは|コトバンク
https://kotobank.jp/word/谷頭侵食-1534345