みなさんこんにちは、神坂涼介です!
今回は、馴染みがある方とそうでない方もいらっしゃると思いますが、
日本でも複数確認されている『火山』に関してご説明していきたいと思います。
もし『火山』が起きた時に
・どんな被害があるのか?
・どれほど危険なのか?
実際に起きてみないとわからないことなので、ほんとに起こってしまったときの対策方法などをご紹介していきます。
この記事の目次
火山の噴火
まずはじめに火山の噴火についてご説明していきたいと思います。
こちらの記事を書いている時期が9月なのですが、
今年の6月上旬〜6月下旬の1ヶ月の間に
日本全国で噴火活動の予兆がニュースの方で報道されていました。
いろんな噴火活動の予兆があるわけですが
万が一、噴火活動が起こった時に
私たちは一体どんな対策を練ったらいいのか?
噴火活動の現状
知っている方もいらっしゃると思いますが、
日本の『桜島』。
こちらは噴火のニュースなどでよく見かける所ですね。
先月の6月10日にこの桜島で噴火活動が起きて
標高自体は1000mくらいですが、噴火により
標高3000mくらいまで噴煙が上がったというニュースがありました。
7月1日の深夜のあるニュースでも
桜島で現在、噴火活動の予兆が起きてるので
「注意した方がいいですよ」
という注意喚起のニュースも出てきました。
長野県と群馬県にある浅間山でも火山活動の予兆が起き
小笠原諸島の西之島では6月下旬ごろから噴火活動が今でも起きています。
他にも…白山や霧島の新燃岳などでも
火山性地震と言って、火山の噴火活動が起きる予兆現象として
すごく小さな地震あるんですが
この火山性地震が数十回、数百回単位で起きているんです。
このように今、日本全国で噴火活動の予兆が起きています。
今日は、もしも噴火が起きてしまった時に
Q2.その災害を防ぐためにどんな行動をしたらいいのか?
Q1.噴火による災害は?
まず噴火による災害を3つご紹介します。
①噴石
「噴石」というのはニュースでは見ると思いますが
噴火がドーン!!と起きたときに火口から岩石が飛び散っている。
こんな映像をみたことがあると思いますが
こういった噴火活動の時に飛び散る岩石のことを噴石といいます。
この噴石の大きさは数十cm~数mになり
飛び散ったときのスピードは
時速数十km~100kmくらいなります。
この大きさの石が火口から飛んできたら恐ろしい話ですよね。。。
もしも巻き込まれたらもう最後、、死んでしまいます。
それくらい危険なものになります。
②火砕流
「火砕流」は、聞いたことがないかもしれないですが先ほど説明しました
噴石、そして火山灰、火山ガス が一体となって
火山が噴火した火口から山を流れてくるものを火砕流と言います。
この火砕流も時速数十km~100kmくらいのスピードで流れてきて
それもすごい高温なんです。
高音の原因は火山ガスがとても高音なものなので
それを含んでいる火砕流も高音なわけです。
その温度は数百℃、500℃とか600℃とかになります。
そういった高温のガスの
噴石がたくさん混ざったものが流れてくるので
この火砕流に巻き込まれても基本、生きて帰ることはないです。。
この噴石や火砕流といった2つの災害がありますが
基本的にこの2つは火口の周りの数kmとか
それくらいの範囲内で起こる災害になってくるので
よっぽどのことがない限りこの災害に逢うことはないです。
なので基本的に火山活動の予兆が起きているところには
近づかないといったことが基本になってきます。
近づかない!
③火山灰
ここで、この上記の二つは基本的には大丈夫なところではありますが
一番注意しておかなきゃいけないところは
こちらの 3つ目の火山灰 。
火山灰といったものは九州地方の『桜島』なんかでは
噴火が頻繁に起きていたりするので
「火山灰とかが家の屋根に積もりました」とか
「道路の一面に積もりました」など
そういったニュースをみたことがあるかもしれないですが
あの火山灰はただの灰ではなくて
私たちの体であったり、社会全体に対して
すごく悪影響を及ぼすといった背景があります。
この火山灰によって起こる悪影響をご紹介します。
※火山灰が及ぼす悪影響
①私たちの体
火山灰といったものは灰という字を書いてあるので
砂みたいなイメージがあると思いますが
実際の火山灰は顕微鏡で観察してみると
あれってなんとガラスなんです!
ガラスの破片が火山灰と言われているんです。
極端にいうと
火山灰が上から降ってくるってことは
ガラスが降ってきてるみたいな感覚なんです。。
もし火山灰を私たちの体が浴びてしまうと
例えば、目に関しては結膜炎になったり
後は、口から吸うことによって
呼吸器系に悪影響を及ぼしたりします。
なので、※火山灰って危険なんだよっていう認識を是非持ってください。
そして、火山灰といったものはすごい小さな粒子なので
火山灰が町全体に降り注いだりすると
農作物が1年間収穫できなくなるような被害を及ぼしたり
あとは、公共交通機関が全部ストップしてしまうとか
上下水道のような私たちが飲むような水道の飲み水が
火山灰によって汚染されてしまって飲めなくなってしまうといったリスクがあります。
それくらい火山灰といったものは
人間の体や私たちが過ごしている環境にも
すごく悪影響を及ぼし得るものなんです。
この火山灰の具体的な数字をご紹介します。
まずは火山灰が1cm以下、
この1cm以下の火山灰が積もると
一体どのような影響が出るかというと
・電車が止まる
電車って、レールの上を走っているわけですけども
そのレールの上に火山灰が積もってしまうと
走っている電車が滑らせてしまう可能性があるので
1cm以下の火山灰が積もってしまうと
公共交通機関の新幹線や電車とかが
止まってしまう可能性があります。
では1cm以上になるとどうなるのかと言いますと視界不良。
いわゆる前が全然見えないなどの視界不良が起きます。
あとは、停電が起きてしまって電気が使えなくなってしまう、
などが言われています。
そして2cm以上になるといよいよ
私たちの体、呼吸器系とかに
すごく悪影響を及ぼしてくると言われています。
なので火山灰というのは、ちょっと積もっただけでも
私たちの体や社会全体に対して悪影響を及ぼします。
こういったことを考えてみた時に
火山灰といったものは自分の近くに火山がなかったとしても
噴火した時に急に空中に巻き上げられるわけです。
その巻き上げられた火山灰は風に乗って
数十kmや数百kmとか移動するんです。
なので、富士山なんかは噴火を起こすと
東京とかがやばいというのをよくニュースで聞いたりすると思います。
これも何でかというと、日本上空には編西風といって
西から東に対してずーっと風が流れています。
この富士山の東側に東京や神奈川とかの都市圏があるんです。
なので、常に西から東に風が吹いているので
富士山でもし大噴火が起きたとすると
この偏西風によって東京とかに運ばれていって
「大混乱するよ」、と言われています。
結構富士山と東京って距離が離れていますが
でも、それくらい火山灰によって私たちの社会に影響を与えてしまいます。
そういった意味で噴火が起きてきたときのための
事前準備といったことがすごく大事になってきます。
Q2.その災害を防ぐためにどんな行動をしたらいいのか?
ここで、事前準備を3つご紹介します。
①火山の近くに行かない
※こちらは大原則です!!
②ハザードマップを調べておく
この日本全国の中には
約110~111くらいの活火山があると言われています。
それぞれの活火山に対してハザードマップが作成されていたりします。
なので自分の住んでる地域の近くで
もし、火山活動が起きてるようなところがあったら
そういったところをネット上で調べてみて
住んでいる地域が危なくないかどうかを
ハザードマップを見ておくだけでも全然違うと思うので
是非、ハザードマップをチェックしてみてください。
③防災対策をしておく
最後に3つ目、防災対策です。
こちらはいくつかグッズがあるのでそれをご紹介したいと思います。
防災対策グッズ
①ゴーグル
②マスク
③長袖
④手袋
⑤ヘルメット
⑥モバイルバッテリー
⑦懐中電灯
⑧防寒着
⑨3日分の食料・水
この上記のグッズを持っておくと良いというお話です。
簡単に説明すると
私たちの体を守る必要があるので
やっぱり目を守るためにゴーグルだったり、サングラス、
あとは、火山灰を吸わないためにいまみなさんがつけているマスク、
先ほど話ましたが、火山灰はガラスですから
皮膚とかに火山灰がつくと皮膚を傷つける可能性があるので
しっかりとした長袖、そして手袋をしてなるべく肌を露出しないような格好を心がけましょう。
あとは、停電になってしまうと電気が使えなくなるので
バッテリーなどの携帯充電器などを持っておくと便利でしょう。
また火山灰によって公共交通機関とか、流通なども
もしかしたら、一斉にストップしてしますことがあると
東日本大震災みたいな形でコンビニや、スーパーから
物や食料が消えてしまうことがが想定し得るので
しっかりと食料を準備しておくことと、あとは水。
水といったものも飲めないと、人間は生命線になるので
こちらもしっかりと準備しておきましょう。
ということで、
いろんな火山学者がいますが、噴火するかどうかなんて
本当にわからないですよね。。
予兆はたくさんありますが、いつ起こるかは予想でしかないので
万が一噴火してしまった時に、対策をしようと思っても
遅かったりするのでニュースとかでもし自分の近くのところで
噴火活動の予兆が起きているとしたら
先ほど言ったグッズを全部じゃなくて良いので
できる範囲で万が一のために準備しておくことが大事です。
なので是非参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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