こんにちは!神坂亮介です。
これまでも、登山における便利グッズや登山に必要なアイテムなどをご紹介してきました。
ゲイターとは
ゲイターとは…主に膝下から靴かけて装着するアイテムになります。また、ゲイターのことをスパッツと呼んだりもします。
そんなゲイターを装着することで、靴の中に水や泥、砂、小石、雪などの侵入を防ぐ役割があります。
また、天候が急に変化しやすい山において、体温の低下防止やストレス軽減という役割もあるので、ゲイターは非常にオススメのアイテムです♪
ゲイターの使用場所について
ゲイターが役立つアイテムだというのは、わかっていただけたかと思います。
そんなゲイターを《どんな時・どんな場所》で使用すればいいのかについてご説明していきます。
ゲイターを使用するタイミングとしては、主に雨が降った日・雨が降った翌日の登山で使用します。または川や沢などの水辺の近くを歩く時や、冬場に雪山を登る時には是非、ゲイターを使用しましょう♪
あとはタイトルにも書いてある通り、富士登山の須走ルート・御殿場ルートでは、このゲイターが必需品になります!
以前のブログ『富士山頂からのご来光が見れる確率は?』でもお話しした通り、須走ルートには砂走り・御殿場ルートには大砂走りというスポットがあります。
なのでゲイターがなければ、靴の中は一瞬にして砂だらけになってしまいます。
ゲイターの種類と選び方について
ゲイターには大きく分けて2種類のものがあります。
・ロングゲイター
また、トレイルランニングやスピードトレッキング向けに開発されたものにはなりますが、登山でも問題なく使用可能です。
・ロングゲーターとは…深雪・雪山登山や、沢登り、須走ルートの砂走り・御殿場ルートの大砂走りなどの場所での使用に適しています。約40cm程度で膝下ほどの丈になるので、足が埋もれたり、沢や川などある程度の深さがある場所に行く時にはロングゲーターを使用しましょう。
ゲイターの素材
素材に注目する際には、季節や気候、あとは使用目的をもとに選ぶといいでしょう♪
例えば…雪山登山(冬)や雨の日の登山を考えた場合には、防水性や撥水性を重視した方が良いでしょう。
特に防水透湿素材で代表的な素材というと、GORE-TEXが挙げられます。
その他にも、より高い透湿性を求めるのならば、eVentやPolartec Neoshellなども良いかもしれませんね♪
また、穏やかな季節で激しい運動(トレイルランニングなど)を使用目的と考えた場合には、防水性や撥水性は必要ないと思います。むしろフィット感や伸縮性、通気性などを重視した方が良いでしょう。
ゲイターの開閉方式
一般的には、ベルクロ(マジックテープ)タイプかジッパータイプもしくは、ベルクロとジッパーの併用タイプの3種類になります。
・ベルクロ(マジックテープ)タイプは、雪山での使用が好まれます。理由としては、手袋やグローブをしていても着脱がしやすいからです。
・ジッパータイプは、雨などの浸水を防ぐことを第一とした止水ジッパーが最適と言えます。
・ベルクロとジッパーの併用タイプは、雪山から雨などの浸水を防ぐ両方に適応しています。しかし着脱で考えた際には、最も面倒なのも事実です。
ゲイターを選ぶポイント
以上のことから、ゲイターを選ぶ際には…
①ゲイターの丈(ショートかロング)
②ゲイターの素材
③ゲイターの開閉方式の3つを中心として考えるのが良いです!
その上で、ゲイターの使用場所や使用目的、目的地の環境(雪山や川、もしくは普通の登山道など)や天候などを考慮して、ゲイターを使い分けることをオススメします♪
まだゲイターをお持ちでない方は、是非お試しください!
ゲイターがあることで、砂や石の侵入を防ぎ、水で濡れて不快に感じることもなくなります。楽しい登山をより快適で楽しい登山にするためにもゲイターをの購入を検討してみてはいかがでしょうか♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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