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年齢と遭難の関係性!滑落・転落・転倒を防ぐ方法

こんにちは、神坂涼介です!

まだまだ雨続きで、思うように登山を楽しめてない方も多いかと思います。
私も、梅雨が明けるのを待ち遠しく思うこの頃です。

前回のブログ『遭難回避術を公開!遭難を防ぐ心理状況とは』では、遭難しやすい人数や、遭難しないための遭難回避術をご紹介させていただきました。

前々回、前回と遭難についてお話ししてきました。
なので今回は、遭難原因No.1についてお話しします。

遭難原因No.1

遭難に繋がる原因No.1として…登山において、遭難で最も多いのは道迷い】です。

山道において目印は所々に設置されていますが、木に囲まれていて目印がなければ似たような道が続きます。
また、何度も登っている山になればなるほど…「今まで迷ったこともないし…」「いつものメンバーだし…」など気持ちにも油断がうまれます。

近年では、転倒によるものも増えていますが、過去から平均で見た際には【道迷い】が最も多いです。
また、山によっても遭難の原因は変わってきます。
標高の高い山では、遭難原因の半数以上が【滑落・転落・転倒】になってきます。

Sさん
山によっても変わるんですね。
神坂
実際、警察庁による山岳事故データを見てみましょう。

(警察庁 平成27〜令和元年の夏期における山岳遭難状況)

データからもわかるように【道迷い・滑落・転倒】の割合が非常に高いことがわかります。
道迷いの対策に関しては、前々回、前回のブログのバイアスを参考にして対策していただけると嬉しいです♪

Oさん
じゃあ【滑落・転倒・転落】に関しての対策はどうすればいいですか?
神坂
では、【滑落・転倒・転落】に関しての対策をお話ししますね。

【滑落・転倒・転落】について

【滑落・転倒・転落】の原因は、大きく分けて2つあります。

①気の緩み
②バランス能力の低下

①気の緩み

【滑落・転落・転倒】を引き起こす原因の一つ目は気の緩みです。
気の緩みに関しては繰り返しになりますが…「何度も登った山だから…」「今回も大丈夫だろう…」といった思考になってきます。
初めて登る山では、わからないことが多いので下調べをしたり、不安な気持ちがあると思います。
なので、普段から登っている山では、改めて気を引き締めて、安全第一で登山に向き合うようにしましょう。

また【滑落・転倒・転落】がよく起こっている場所からも、気の緩みが原因だと言えるのがよくわかります。
登山道には、断崖絶壁で、足場がほとんどないような場所も存在します。


Sさん
こんなところで、落ちたら…(汗)

このような断崖絶壁の危険な場所での【滑落・転落・転倒】といったものは実は少ないんです。
このような場所では、不安や恐怖心から誰もが気を引き締めて気をつけるのです。

では、どのような場所で【滑落・転落・転倒】が起きるのかというと…
こういった危険な場所を乗り越えた後、ちょうどホッと気が緩んだ場所で、ふとした拍子に【滑落・転落・転倒】を起こすことが非常に多いそうです。

登山において、油断や気の緩みが命の危険に繋がります!なので今一度、安全第一で油断することなく登山を楽しんでください。

②バランス能力の低下

【滑落・転落・転倒】を引き起こす原因の二つ目は②バランス能力の低下です。

登山道は整備されてない道も多く、凸凹した道が大半だと思います。
そこで大きく関わってくるのが、バランス能力や体力の低下といったものになります。

人間といった生き物は、20代をピークに年々体力が低下していきます。
それに合わせて、バランス能力なども低下します。

それを裏付けするデータとして、年齢別の遭難割合がありますので見ていきましょう。

(警察庁 平成27〜令和元年の夏期における山岳遭難状況)

このように、60代、70代、50代の順に遭難者が多いです。
80代以上は、単純に登山をする人が少ないことや、無理をしないことが考えられます。
60代が1番多く「まだまだ若い人には負けてない」「登山経験も積んでるし大丈夫」などの気持ちがある反面、バランス能力や体力の低下が伴ってきます。
70代では、無理をすることは少なくなるものの、バランス能力や体力の低下が著しく【滑落・転落・転倒】を引き起こしてしまいます。

20代のバランス能力や体力を100%ととして考えた時に、60代のバランス能力や体力は40%まで低下しているのです。

バランス能力テスト

ここでは、バランス能力を知るための簡単なテストを説明していきます。
※無理はせずに、安全な場所で行なってください。

《手順》
①両手を腰にあてる。
②目をつぶる。
③片足で立つ。
その状態で、何秒立てるかを測定します。
秒数によってバランス能力年齢を判定します。
〈年齢…平均秒数〉
・20代…40秒
・30代…30秒
・40代…20秒
・50代…15秒
・60代…10秒
・70代…10秒
神坂
いかがでしたでしょうか?
あくまでも標準値ですので、参考程度にお考え下さい。

【滑落・転倒・転落】の対策

今回お伝えさせていただいたように【滑落・転落・転倒】を引き起こす原因として①気の緩み②バランス能力の低下が大きく関わっています。

なので次のようなことに気をつけて登山を楽しんでもらうことで【滑落・転落・転倒】を原因とした遭難から身を守りましょう。

・普段から行っている山であっても、油断せずに初心を忘れずに登山に行く。
・どんな山であっても、下調べをしっかりとしてから登山に行く。
・自分のバランス能力や体力を過信しない。
・自分のバランス能力や体力の現状をしっかりと知っておく。など

登山を楽しむ上で、自分の身を守ることができるのは自分だけです!
今後も、安全で楽しい登山を行なっていただくために、自分の現状をすることはとても大切なことです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を読んでくださった方が、1人でも登山に興味を持っていただけたり、安心・安全を第一に!登山を楽しんでもらえると嬉しいです。
YouTubeの方では、体験談や登山、山に関することを公開していますので、そちらも見ていただけたら嬉しいです♪

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ABOUT US

神坂涼介登山教室講師
元建設コンサルタント、カメラマン。ブログや動画などの情報発信をしていく中で、世の中に良い情報を発信したいと思い、起業。現在は2社のWEBマーケティングを担当。 インスタフォロワー7000人突破!カルチャーセンター登山教室講師。登山(歴9年)に関する基礎知識や豆知識をオンラインで発信している。