皆さんこんにちは、神坂亮介です!
梅雨も迎え、梅雨が明ければいよいよ夏到来!
夏といえば、紫外線。
紫外線といえば『日焼け』ということで、今回は【日焼け対策】のお話しをしていきます。
(前回のブログ「標高が高いほど濃い紫外線に負けない!登山における紫外線対策とは?」では、紫外線についてお話ししました。)
「登山においては標高が高いため、降り注ぐ紫外線の量が地上に比べると多いんです。なので、地上以上の日焼け・紫外線対策が必要になります。」って話もありましたね。
そんな日焼け・紫外線対策のお話しをする上で重要になるなのが、紫外線の種類なんです。
紫外線の種類について
・UV-A
・UV-B
・UV-C
の3つの種類があります。
わかりやすいように図を用意しました。
太陽から地球へと紫外線は降り注がれます。
しかし地球の周りに存在するオゾン層により、紫外線のUV-Cを防いでくれます。
図からもわかるように、UV-Aと UV-Bはオゾン層を通過して地上へと降り注いできます。
また、矢印の長さで表してみましたが、 UV-Aが一番地上に届くことになります。
つまり私たちにとって、UV-Aが一番影響し、UV-Cが一番影響しないということになります。
では、私たちの体に悪影響を与えるUV-AとUV-Bを具体的にみていきましょう。
・UV-Aについて
UV-Aが及ぼす悪影響として、体や顔のシワや、たるみといった悪影響を及ぼします。
光老化なんて言い方もします。
私が調べた記事によると、私たちの顔の老化の約80%が光老化によるものだと書いてありました。もちろん老化によるものもありますが、老化によるものは約20%程度とのことでした。
このことからも、如何に紫外線が有害なものかわかってもらえるのではないでしょうか。
・UV-Bについて
UV-Bが及ぼす悪影響として、シミや、くすみといった皮膚の表面に対する悪影響を及ぼします。
また、UV-AとUV-Bの何が違うのかというと、それぞれの光の波長が違うために影響を及ぼす部分が変わってきます。
日焼け止めの選び方
紫外線の種類などを理解してもらった上で、日焼け止めの選び方について説明していきます。
ここでのキーワードは、PAとSPFの2つです。
では早速、詳しく説明していきます。
・PAについて
PAとは・・・プロテクショングレイドオブUV-A(Protection Grade of UVA)の略になります。
主にこれは、UV-Aを防止する表記になっています。
このUV-Aに対する防止効果を以下のように表記されています。
PA+
PA++
PA+++
PA++++
の4段階で表記されます。
この+が増えれば増えるほど、UV-Aの防止効果が高いことを表しています。
・SPFについて
SPFとは・・・サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略になります。
主にこれは、UV-Bを防止する表記になっています。
このUV-Bに対する防止効果を以下のように表記されています。
SPF10+
SPF20+
SPF30+
SPF40+
SPF50+
の5段階で表記されます。
この10〜50の数字によって防止効果が表されていて、50に近くなるほどUV-Bの防止効果が高いことを表しています。
オススメの日焼け止め
私たちの日常生活で、日焼け止めを使用するには、PA+ SPA10+でも十分かと思います。
しかし山登りなどに行く場合では、標高が高くなるに従って紫外線も強くなります。
なので、私が山登りに行く際はPA+++ SPF35+ 耐水性の日焼け止めを使用しています。
ポイントとしては、耐水性のものがオススメです!
運動時にはどうしても汗をかいてしまいますので、汗によって日焼け止めの効果も薄れてしまいます。
私調べにはなりますが、SPFも50に近い方が効果は高いとされていますが、30以上になるとさほど大きな差がないようです。
また、数値の高いものになるに従って、肌への刺激も強くなるようので
一概にPA++++ SPF50+といった効果が高いものがオススメとも言い切れません。
なので、皆さんもご自身のお肌との相性も見た上で、日焼け止めを選ぶといいかと思います。
最後に、山登りに行く上での日焼け止めとしては、少なくともPA++以上でSPF30+以上の日焼け止めを選ぶといいでしょう♪
過去のブログでも、日焼け対策グッズをご紹介していますので、合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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