こんにちは!神坂涼介です。
今日は、
というなんとも怪しいテーマでお話しします(笑)
と言っても本当に怪しいわけではないのでパワーストーンとか登山のお守りとか売らないので最後まで読んでくださいね!
当たり前の基準
好きな言葉があります。
なんとも哲学的な言葉(?)ではありますが、
多分、日本人の多くの方は、この質問に対して即答で「幸せです!」と答える方は少ないです。
日常生活に慣れるとちょっとしたことで幸せを感じにくくなるからです。
では、なぜ登山に行くと幸せを感じやすくなるのか?についてお話しします。
登山に”日常”はない-水編
僕が人生で初めて高い山に登ったのは、富士山でした。
友人と、
ということで、ツアーに参加して登ったのです。
(ぜひ登ったことのない方は1度でいいから登ることをおすすめします)
富士山に登ったことがある方は分かるかもしれませんが、あの場所に”日常”はありません。
ペットボトルの500mlの水、地上なら100円とかで買えますよね?
普通なら100円のペットボトルが、富士山だといくらになると思いますか?
正解は1つではありません(笑)
標高が上がるにつれて、つまり山小屋を経由するにつれて値段が上がっていきます。
最終的には500円とかします。
当時は何も知りませんでしたから
と思ったことをよく覚えています。
しかし当たり前ですよね、車が通れるわけじゃないんですから、売ってる水もカップ麺も、何もかも、人力で運んでいます。そりゃ人件費だってかかるし、高くなって当然です。
富士山に限らず、登山をするなら水分は必要ですから、高いお金を払いたくなければ、2Lのペットボトルを多めに買っておくことをおすすめします。(その分荷物が重くなるので注意)
登山に”日常”はない-山小屋編
次に山小屋でのお話。山小屋泊をする場合、ここでご飯を食べます。山小屋にもよりますが1000円くらいでカレーが食べられます。ほとんど具のない、普通のカレーです。地上で1000円したら誰も買わない(笑)
しかし、このカレーが何とも言えない美味しさなんです(笑)なぜ美味しいのか?
- 疲れてるから
- お腹減ってるから
- 空気が美味しいから
など、色々考えられますが、とにかくめちゃくちゃ美味しいです。おかわり(有料)してもいいですが、山小屋泊して深夜出発するまでに消化されていないと猛烈に胃がもたれますので注意w
あともう一つ、忘れてはいけないのが
ということ。正直そこまで汗もかきませんが、シャワーはありません。あとトイレも有料のところが結構あります。100円玉しか使えないところも結構あるので、100円玉を多めに用意しておくと便利です。
登山に”日常”はない-寝る編
富士山を登る方の多くは、山小屋泊をして、深夜(早朝)出発し、頂上でご来光を見たい、というのが一般的です。
では、その山小屋泊、どんな感じなのか?というと・・・
しかも布団は1人1枚ではありません。シングルの布団を2人で共有です。
これ、想像してみてください。1人で登って、知らない人と布団を共有するのです(もちろん男女は別)
でも、最初に書いた通り僕は友達と行ったんですよ。ツアーですけど。
僕の布団で隣にいたのは、
なんてこったですよ(笑)友達と行ったからって友達と一緒というわけではないので注意です(笑)
ここに関しては、水のように事前準備で解決できる問題ではないので我慢するしかないですね・・・。
山から降りるとそこは楽園
さぁ、色々ありつつも頑張って山も登って降りてきました。あなたが一生懸命富士山を登って、降りてきて家に帰ってきたことをイメージしてください。
色々な感情あると思いますが、疲れている時、どうしたいですか?
富士山にはシャワーがなかった。でも、ここは家。シャワーがある!湯船にもつかれる!
さぁ、お風呂出ました。お腹すきましたね?喉も乾きましたね?でも作ったりするのは面倒ですね!
なんと!冷蔵庫を開ければ冷たい飲み物がある!冷凍庫を開ければ冷凍食品がある!電子レンジがあるからチンすればいい!
なんてこった!
お腹もいっぱい、満たされた!
そんな時!ベッドがある!ふかふかの布団に包まれてねれる!
横には40代のぽっちゃりしたおっちゃんもいない!
(笑)
ちょっとおおげさに書きましたが、山から帰るとリアルにこんな感情になります。日常生活では当たり前だったことの多くが、山から帰ってくるととてもありがたく、とても幸せに感じます(^^)
だから帰ってきてからの何気ないはずの日常がこの上なく幸せに感じるのです。もちろん、その後日々生活を送ればまた元どおり、何も感じなくなるかもしれません。
ではそうなったらどうすればいいんでしょう?
そう、山に登ればいいのです。
僕の知り合いでも「富士山に登って人生観がかわりました!」とか「価値観がガラッとかわりました!」って言う方が多いです。まだこの感覚が分からないのであれば、ぜひ一度登ってみてください。
非日常を感じよう
非日常を感じて当たり前の基準が下がり、日常に戻った時に幸せを感じるのは、何も登山に限ったことではありません。
僕も年に1,2回仕事でカンボジアに行くのですが、スラム街があったり、自分の食べる分すらままならない給料しかもらえないけど、生きていくために子供達が働いていたり、日本にいると見られない光景をよく目にします。
そういうところに行くといかに日本が恵まれているかを再確認することができるんです。
このように、登山をしたり、海外に行ったり、それ以外でも非日常に身を置いてみる、というのは、自分の人生の幸福度を決めるすごくいい比較になります。
日常に戻ってきて幸せを感じると
「よし、明日からもまた頑張ろう!」
「よし、仕事頑張ろう!」
って思えたりするんです本当に(^^)
なのでぜひ、登山をしたことのない方も、もちろんベテランの方も、たくさんの方に山に登って欲しいなと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!